低炭素住宅って一体なに? ①低炭素住宅の認定基準とは?

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2月も終盤となり、だんだん春の足音が近づいてきましたね🐣

こんにちは!

おうちの相談窓口神戸北店ですsmiley

 

今回は、低炭素住宅のポイントと承認基準についてお話ししたいと思います!

 

 

 

●低炭素住宅のはじまりは2012年

 

地球温暖化が社会問題となり、対策に迫られていた2012(H24)年。政府は、都市全体の低炭素化を促進し、循環型社会を実現するために「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)を制定しました。

そして、その法律の一環として、「低炭素建築物認定制度」が始まり、低炭素住宅の取り組みが盛んになりました。

 

 

●低炭素住宅のポイント

 

低炭素住宅とは、二酸化炭素の排出を抑えるための対策が取られたおうちです。これまでZEH住宅や、パッシブハウスなどを取り上げてきましたが、それらと同じ環境に優しいおうちなのです。

また、自治体から低炭素住宅の認定を得れば税金などの優遇措置を受けられるというメリットもあります(詳細は次回)。

それでは、低炭素住宅の認定を受けるためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

 

 

はじめに、低炭素住宅認定のための条件は以下の通りです。

①省エネ基準を超える省エネ性能を有していること(…定量的項目)

②低炭素化を促進する対策が取られていること(…選択的項目)

③都市の低炭素化の基本方針に照らして適切であること

④市街化区域内にあること

⑤適切な資金計画であること

 

次に①、②の項目に関して少し詳しく説明します。

①「省エネ基準を超える省エネ性能を有していること」については、「外皮の熱性能」と「一次エネルギー消費量」、この2つの項目をクリアする必要があります(定量的項目)。

 

■外皮(壁・床・屋根など)の熱性能

換気について考慮しながらも省エネ基準以上の断熱性・日射遮蔽性が求められます。

断熱性・日射遮蔽性を高める方法としては、

・ひさしの設置

・複層ガラスの採用(窓)

・断熱性の高いサッシ(樹脂サッシなど)

・屋上(壁面)緑化の実施

などがあります。

 

■一次エネルギー消費量

一次エネルギー消費量とは、建築物において、設備機器や家電を通して消費されるエネルギー量のことです。低炭素住宅では、省エネ基準よりも一次エネルギー消費量を10%以上削減しなければなりません。

 

 

②「低炭素化を促進する対策が取られていること」については、以下の9項目の中から最低1項目を満たす必要があります(選択的項目)。

【節水対策】

①節水に資する機器(便器・食洗器等)の導入

②雨水、井戸水または雑排水の利用ための設備の導入

【ヒートアイランド対策】

③一定のヒートアイランド対策(屋上・壁面緑化等)の実施

【エネルギーマネジメント】

④HEMSの設置※1(ビルの場合はBEMS)

⑤再生可能エネルギーと連携した蓄電池の設置※2

【建造物の低炭素化】

⑥住宅の劣化に資する措置

⑦木造住宅または木造建築物である

⑧高炉セメントまたはフライアッシュセメントの使用※3

【エネルギーのモビリティ化】

⑨V2H充放電設備の設置※4

 

※1 HEMSとは?

‟Home Energy Management System”の略で、電気やガスなどの使用量をモニター画面で可視化し、エネルギーの効率的な使用を目的とするシステムです。これにより無駄なく電気を使うことができます。

 

※2 再生可能エネルギーと連携した蓄電池の設置って?

代表例として、太陽光などの再生可能エネルギーを動力とする定置型蓄電池などがあります。これにより、電気代の削減や停電時の電力を確保することができます。

 

※3 高炉セメントとフライアッシュセメントってなに?

高炉セメントは、鋼の生成時に析出される高炉スラグを原料としたセメントで、高い化学抵抗性、耐海水性があります。また、フライアッシュセメントは石炭を燃やした時に出る、すすを原料としたセメントで、長期強度が高いとされています。どちらも副産物を原料としているため、セメントを作る際のCO2排出を抑えることができます。

 

※4 V2H充放電設備

"Vehicle to Home”の略で、自家発電(太陽光発電)で得た電力を電気自動車へ充電したり、反対に住宅へ放電する設備を指します。

 

 

まとめ

◎低炭素住宅は、二酸化炭素の排出を抑制するための策が講じられたおうちで環境負担が少ない。

◎自治体から低炭素住宅の認定を受けると、税金の優遇措置などが受けられる。

◎低炭素住宅の認定にはいくつかの条件が課せられる。低炭素化対策でどの対策を採用するかは自由に決められる!

 

今回は以上です。次回は低炭素住宅のメリットと注意点についてご紹介します。

 


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(担当:森)

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