2×4(ツーバイフォー)工法の魅力って何?

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こんにちは!

おうちの相談窓口@奈良店です。


マイホームを建てるなら、地震のことも心配しなきゃ!という方は多いはず。

そんなとき、耐震性が強いと言われる、ツーバイフォー工法が気になります。。


ツーバイフォー工法の魅力と、デメリットについても考えてみましょう。

 

 

①耐震性、耐火性に優れている!台風に強い!


ツーバイフォーは、2×4と書きまして、「木造枠組壁工法(もくぞう・わくぐみかべこうほう」とも言います。

アメリカやカナダで普及されたこの工法、2インチ×4インチの角材を主に用いることから、この名前になりました。


日本では、従来より「木造軸組工法(もくぞう・じくぐみこうほう」という、柱や梁で出来た枠組みに、壁を付けていく家の建て方が主流でした。


一方、ツーバイフォーは「床・天井・前後左右の壁」の6つの面で構造を支えています。

家全体が、箱のように一体化されることで、頑丈になるんですね。

さらに、各部屋の壁がプラスされていき、どんどん強くなっていきます。


この強さは構造だけでなく、地震の揺れに対しても発揮されます。

ツーバイフォーの建物は、面構造なので、建物全体が揺れを受け止めて地盤に逃がし、倒壊を防ぐことができるんです。

そう、耐震性が強い!のは、ツーバイフォーの大きな特徴です。


また、ツーバイフォーの壁や天井の内側には、石膏ボードが貼られていて、この中の結晶水が、火災時に水蒸気となり、温度上昇を抑える役目を果たします。

これにより、延焼時間を遅らせられるので、火災に強い住宅とも言われています。

 

しかも、ツーバイフォー工法で建てると、火災保険が半額になるんです!!

これは見逃せないメリットですね。

 

さらには、ハリケーンの国、アメリカ・カナダで生まれた工法なので、横風にも強いです。台風にも強いといえますね!


これは、ツーバイフォー工法が、柱や梁ではなく、パネル材で箱をくみ上げるように家を作る方法のためです。

水平の圧力に強いので、強風や竜巻にも強い仕組みになっています。

 

 

②木造で、気密性・断熱性の高い構造!


ツーバイフォー工法は、前述のとおり、六面体構造のため、建物自体に隙間ができにくく、高い気密性を発揮します。

 

さらに、変化の影響を受けにくい木材の枠組の構造用面材や、先述の石こうボード、壁内部の断熱材充填など、さまざまな素材による多重構造が、高い断熱性を実現します。


この高い気密性と断熱性のおかげで、外気温の影響が受けにくくなります。

そうなると、室内の冷暖房効率もよくなって、省エネ効果も見込めそうですよ。

 

 

③工期が短く、コスパがよい!


部材や施工など、しっかりとした規格が決まっているのが、ツーバイフォー工法の魅力の一つ。


規格化されているので、品質のばらつきが少なく、安定していて安心です。

組立する際の施工作業も、職人さんの技に左右されません。

 

規格が厳しく定められているうえ、システム化もなされているので、コスパが良く工期が比較的短いのも嬉しいところです。

 


④間取りの自由度が低い・・


一方、ツーバイフォー工法の面構造のデメリットとして、どうしても、間取りに制限がでてきてしまいます。

大空間リビングや、壁全面窓ガラス・・・というのは、構造上、作るのが難しいです。


また、将来のリフォームの際に、間取りを変更しづらい点があります。

 

 

 

以上、2×4(ツーバイフォー)工法の魅力と、デメリットについて、

奈良の良さをアピールしたい、おうちの相談窓口@奈良店からお伝えしました😊

 

大事なマイフォームを建てる前の情報として、ご参考にしていただければ幸いです🍀

 

奈良の注文住宅、土地情報、リフォーム・リノベーション、資金計画等に関するお問合せを、いつでもお待ちしています!

 

(担当:本多)

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