今気になる「スケルトン&インフィル」

イオンモール伊丹昆陽店大阪店奈良店建築まめ知識

 

こんにちは。

お家の相談窓口@イオンモール伊丹昆陽店です。

いよいよ夏本番です!

暑さもマックス!

水分補給をしっかりして熱中症対策をしながら、令和初の夏を楽しみましょう。

 

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みなさんは、ご自身で建てる家は、自分の子どもたちにも住んでもらいたいと思いますか?

今、スケルトン&インフィルという考えの下、一つの家をリフォームを何度もし直して、何世代も通して住もう、と言う考え方が広まっています。

 

スケルトン&インフィル

 

スケルトン・・・スケルトンは柱や梁といった構造(躯体)です。「骨」「骨格」をあらわす。

 

インフィル・・・「充填すること」「詰め替えること」をあらわし、これは間取りを含む内装や設備を指す。

 

 

 

スケルトン&インフィルとは建物のスケルトン(構造躯体)とインフィル(間仕切り等の内装)とを分離した構法なのです。

 

この構法にすることにより、間取りの可変性が生まれ、リフォーム、リノベーションがよりしやすくなり、結果として、長く暮らせる・子の代にまでつなげる家として機能します。

 

スケルトン&インフィル住宅のお手本はマンションです。

RC造(鉄筋コンクリート造)の躯体は、床や壁をはじめとした内装よりもはるかに長寿命です。

中古マンションを購入しリノベーション(リフォーム)することで自分好みの部屋を手に入れる事例は最近とてもよく耳にしますよね。

戸建住宅であってもスケルトン&インフィルの考え方によって、大幅なリフォームが可能になり、住む人が変わってもその人の好きな家に変える事ができます。

 

 

 

では、一戸建ての場合、どのような点に留意してスケルトン&インフィルを実現すればいいのでしょうか。

 

1.耐震性の高さ

 

間取りを自由に変化させるためには、躯体そのものの頑丈さが求められます。部屋の間仕切りである壁で耐力を持たせるつくりでは、間取り変更の自由度は下がるからです。

壁に頼らず、柱や梁だけでも充分な耐震性を確保しなければなりません。

 

 

2.天井と床を二重に仕上げる

 

リフォーム時にバスルームやトイレ、キッチンなど水回りを自由に動かすためには、上下水道やガス管を取り回しするスペースが必要です。

この空間を確保するために、天井・床を二重構造にしなければなりません。これは単にリフォームのためだけでなく、配管が寿命を迎えたときにメンテナンスしやすいという面でも大きなメリットです。

 

 

3.外断熱(外張り断熱)を用いる

 

リフォームすることを前提にした家づくりであれば、部屋の内側に断熱材を入れる内断熱(内張り断熱)ではなく、家をすっぽり覆ってしまう外断熱(外張り断熱)を施すのが有効です。

家をまるごと包み込む断熱材は気密性を高めてくれますので、結果として断熱性能も上がります。

 

 

こういった事を踏まえて家を建てると言う事は、もちろん建築時のコストはあがります。

しかし、将来を見据え長いスパンで考えると、結果的にはローコストで何世代もに渡って愛される家が存在するわけです。

そして、何より家族みんなで大切にする一つの拠点(心の拠り所)が出来るのは、世代を通しての家族の心を一つにすると言う点でも、メリットが生まれると思いますsmiley

 

 

スケルトン&インフィル

 

どんな工法を使って家を建てるか検討中の方々、是非一度ご検討ください!

 

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(担当 反町)

 

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